【d!】大好きなんて君から言って！【sha】 (ページ7)

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♡ ページ7

『っ…！！』

sha「は！？Aどしたん！？」

ぼろぼろと目から温かい涙が溢れる

かっこ悪いし、君の前では素直になれない自分にだんだん腹がってきて悔しくて悲しくて

そんな私の気も知らずに

やっぱ痛っかったんか、そうよしよしと私の背中を撫でるシャオロン

『シャオロンのば、かぁ…！！』

sha「よしよし…ごめんなぁ痛かったよなぁ」

今だけは君のせいにさせて

▽

『ぅ"ぅ〜…』

我ながら汚い泣き声だと思う

でもそんな私を嫌な顔ひとつせずハンカチを貸してくれた

sha「よしよし〜…どう？落ち着いた？」

『うん…ありがとうシャオロン…』

そう言うと良かった、と言い笑う

『ねぇシャオロン』

sha「ん？どしたA」

『私シャオロンにいつも酷い態度取ってるのに何でシャオロンは私に優しくしてくれるの』

ずっと思ってた

シャオロンはどうして私を気にかけてくれるのか

あんな態度を取られたら誰だって私の事を嫌いになるだろう

でもシャオロンは違った、ちっちゃな時から

シャオロンだけはいつもそばにいてくれた