【d!】大好きなんて君から言って！【sha】 (ページ1)

今日:1 hit、昨日:25 hit、合計:6,138 hit

♡ ページ1

『シャオロンてば…こっち見てよ…』

じー、と目線の先には大好きな幼馴染のシャオロン

当の本人はこっちの気もしれずクラスの女子と楽しそうに喋って居る

ちくりと痛む胸が痛みはぁ、とため息と共に机に顔を伏せる

rbr「話しかけに行けばええやん」

zm「てか告れ！」

『むり！絶対にむり！』

ちゅー、と牛乳を飲みながらこちら見るロボロと

隣でニヤニヤと笑って居るゾムとは同じ生徒会でよく相談に乗ってもらって居る仲だ

rbr「まぁ確かにシャオロンの前ではツンデレやな」

zm「確かに！」

『だって好きな人の前だよ？そんなの恥ずかしくて何話したらいいか分かんないじゃん！』

ほんまわかってへんな…と2人を見ればなんだよと言う目をされる

『だってロボロだって_____』

sha「なぁAあーん」

そう話そうとした時シャオロンの温かい手が肩を掴み口に何か押し込まれる

sha「どう？美味しい？」

金平糖だ

口の中に転がるたびに優しい甘さが口に広がる

『美味しいけど！急に何なの！？』

そう言えば何処か嬉しそうにはにかむシャオロン

sha「んー？そりゃホワイトデーやから！」

俺もろたやん！と嬉しそうに笑う

『覚えてくれたんだ…』

バレンタインデー

何回も失敗したけど諦めずに作ったチョコレート

少し形は歪だったけどシャオロンは美味しいと言って食べてくれた

あぁ、やっぱ好きだな

sha 「ふふ、嬉しい？」

『嬉しいけど…！まぁありがとうシャオロン』

そう言うと「良かった！」と太陽の様に笑い何処かに言ってしまった

ぎゅっと貰った金平糖が入って居る瓶を抱きしめる

zm 「よかったな！Aって聞いてへんわ…てかシャオロンめちゃ顔赤かったな…」

rbr「なぁゾムこれって…」

zm 「！！何や早よ付き合えや」

【金平糖をあげる意味】…？？？？