ヒナゲシの花、今日も健康に実況中 (ページ12)

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ラストバトル＊ガチアサリページ12

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さーて、またマルミサ撃つかぁ

ガチアサリをずっと携帯している私は
Ｎａｋａｍｕや他の敵チームが塗ったところを塗り返し

高台にいるだけでマルミサの砲台と化している。

ガチアサリのスペシャル回復美味しすぎますわぁｗｗ

rbr「“ちょ、そっちのマルミサの奴…ヒナゲシ悪さしすぎちゃうか！？”」

Na「“また…っ！？あの人絶対スペ増積んでますって！！！”」

kyo「あ、ホンマや。全部スペ増ｗｗ」

『あ、バレた？厳選はしてないけど偶然スペ増沢山着いたヤツにしとる』

最初の方に使っていたプロモデラー用

…と、いう名のタンサンボム用の装備から変わって

今の私のかわいいイカちゃんはアタマにゴーグルを付けて
服装もダッフルコートから軽い印象のシャツに様変わり

きょーさんは多分、マップみてチームメイトのアイコンで
ワイのメインギアが３つとも、フルでスペ増なのに気付いたんだろう。

サブギアこそバラつきがあるが
パッと見では「詰んでんなぁ」という印象は与えるよな。

金網の上でローラーを振り回しＮａｋａｍｕに嫌がらせをしていると
なにやら、真下から嫌な音がする。

なぁんか、パンパンぱんぱん聞こえてくる。

そして痛い。

『きょーさん！！足元のパンパン野郎がうっとい！助けて！！！』

kyo「おけ、ちょぉ待って？」

rd「“やばい！ホクサイ突っ込んできた！少し後ろ引くｗ”」

Na「“おっけ、援護します”」

足元のらっだぁ目掛けてショクワンダーのきょーさんが突っ込んでいく。

だが、私が少し後退したことにより前に出てきたＮａｋａｍｕの援護で
きょーさんも引かざるを得ず、私の方の高台までショクワンダーのままさがる。

少し先ではロボロが進行を妨げようとシューターばりに
自陣側をバチャバチャインクをぶち撒け、塗り固めているのが見える。

やめろ、コッチはそっから突っ込んでかないけんのやぞ。

金網の道を正面に、またマルチミサイルを担いで
しれっとデカアサリを作ったえおさんと地面塗装作業中のロボロに向ける。

えおさん、ロボロの後ろに控えてるからいい感じに密集しているな。

あらあら、あー……ロボロ結構いったな。激ローやん。

プロモデラーならタンサンボムで確殺入れに行くのになぁ

なんて、考えながら一旦高台から降りて
その高台の壁にイカ状態で張り付きながらインクを蓄えていると

ぴーぴー騒ぐ大センセの声と、微かに執拗いくらい聞いているパンパン音。

混ざるように、少しクラブラよりも重たい

「ッパン！！…ッパン！」というロングブラスターの音も聞こえるが。