【wrwrd】それからオレは有能力 参

「ごめん」なんていらない ページ24

you side


体痛い。頭痛い。
てかそれ以外何があるんですかくらい痛い(激しい主張)
てかどれくらい寝た？まさか季節通り越してないよね？()
え、春過ぎてないよね？桜とか春らしいもの見れないのヤだよ？？？


「ってぇ....マジで犯罪科学者(アイツ)覚えとけよ...！」

？「.........A？」


声を辿るとそこにいたのは夢に出てきた彼の姿があった。
よくよく見れば私の右手を大事そうに握っていて目元も少しくまが出来ていた。


「...ぴくと」

pk「......良かった...目、覚まさないかと思ったじゃん...」

「馬鹿。こんな怪我で易々と死んでたまるか」


痛くない方の手で彼の額に指でピン、と弾く。
顔を歪ませたと思えばそれは微笑みへと変わり果てる。


「....どれくらい寝てた？」

pk「...今日で丁度1ヶ月経つまであと1日だった」

「嘘ォ......こりゃ迷惑かけたな...」

「それに、おいよさんもこばこださん達も...あと、チーノにエミさん...」

pk「こばこださんはちょっと前にもうほとんど治って訓練励んでるってさ」

pk「おいよさんはそこのベッドで」


ぴくとが指差す方へ首をかしげるとそこには腕や上半身に包帯が巻かれたおいよさんがいた。


oy「おはようございます、Aさん」

「おいよさん......」

oy「ん、あぁ。この怪我は気にすることないですよ。ぃや〜俺の力不足で...ハハ」

「...けど、怪我させたのは」

oy「でも、Aさんの意思じゃないでしょ？」

「...」

oy「だからいいの。他の皆もそう言ってくれる。だから黙ってただいまって言って終いにしとけばいいっすよ」


そう言うと「さーてもっかい寝よ〜」といそいそと布団をかぶってしまった。
「ごめん」じゃなくて、「ただいま」か...。


ci「Aさ〜ん！！」

syp「先輩...？！」

pk「お、後輩共がお出ましですよ〜せーんぱい」

「先輩呼びやめろ」

2ヶ月後→←BYE-BYE DARK WORLD

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