それでもオレは無能力【wrwrd】 (ページ10)

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遊撃部隊訓練にてページ10

you side

sya「おっしゃ！全員集まったな？！」

「「「はい！！」」」

兵士達が遊撃部隊隊長であるシャオロンの質問に大きな声で応じた。

流石兵士。声の張りもよくなった。

遊撃部隊では主にバランス感覚、アスレチック力が試される。
感じ通り遊撃を主として戦争に出向ける為、部隊の中では多分一番労力を使うであろう。

兵士達のほとんどが能力者では居らず、防御が少ない分訓練が多い。
まぁ俺も実質一般兵だ。

sya「今日はアスレチックや！難易度はこの前よりずっと上がっとる！心して挑めや！」

sya「んで、今日は日営国かららっだぁが来てくれた！分からんとこはらっだぁにも聞いてええよ！」

rd「ん～。よろしく～」

rd「一応書記長やってま～す」

「「「よろしくお願いします！！」」」

sya「んじゃあ早速開始や！好きなとこドンドンやってけ！」

そう言うと兵士達は各々訓練を始めていく。

てか、それより腹減ったんやけど。
昨日ゾムに食われとってなんも食ってない！！
餓死する！

そんなことを思いながらアスレチックに参加しようとすると、シャオロンが肩を叩く。

sya「Aはしばらく来とらんかったからな。俺とタイマンするで」

「はい？？」

sya「この前身体強化訓練あってんよ。それくらいはやっとかな。戦争で"足手まとい"になんで～」

rd「シャオロンさんどっか行くの？」

sya「あぁ、コイツとの手合わせや。すぐ戻る」

rd「じゃあ兵士達見ておくね～」

sya「ほら、はよ行くぞ...無能(ﾎﾞｿｯ」

「へいへい」