それでもオレは無能力【wrwrd】 (ページ24)

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見事に捕まったねぇ（）ページ24

you side

侵入者はシャオロンとひとらんによって捕まえられたらしい。

しかも証言によると、かなりの手練れらしい。
近くに居たショッピと一緒に総統室へ向かう。

syp「失礼しま～す」

「失礼します」

gr「うむ。皆ご苦労だった」

ps「まさか侵入者とはね...で、結局誰なの」

tn「それがなぁ。フード取ったろ思たら嫌がって抵抗してくるねん」

rbr「無理矢理じゃいかんの？」

os「そうでもええけどな」

ci「じゃあそうしましょうよ。ねぇ？」

？「......(ｷﾞﾛｯ」

グルッペンの座る椅子の横に地べたでちょこんと座っている。
縄で縛られているため、暴れはしないだろう。

チーノがフードをゆっくり上げる。

ふんわりとして所々にぴょんと髪が跳ねている黒い髪
シンプルな緑色のパーカーの首隙からはちらりと蝶ネクタイ
瞳はエメラルドグリーン

鼻にはティッシュか何かが詰めてあり、チラリと血が見える

...ぴくと？！！！？
思わずそう叫びそうになった。
ギュッと唇を噛む。

言っちゃ駄目だ。
俺がワンチャン共犯扱いになる。

ci「んん～...なんか予想よりもめっちゃ若そうっすね。拷問しがいがある」

pk「！」

em「コラコラ。拷問は駄目ですよチーノ君。尋問だけにしてください」

ut「二人共怖...」

wt「ねぇねぇ、この人はどうするの？」

gr「...そうだな。もうこんなことしないように、こちらで反省期間をもうけよう」

tn「...地下牢で、1ヶ月くらいか？」

gr「では、そうしよう。誰か毎日地下牢の確認を願いたいのだが...毎日じゃなくても、分担してやってもいいゾ」

「...じゃ、私やります」

wt「はいはい！私も！」

gr「分かった。それじゃあ1ヶ月間よろしく頼むぞ」

「「ハイル・グルッペン」」