偶然 ページ12
you side
sya「ｯ......ｹﾎｯ、ｹﾎｯ...！」
「......
そう言って腹を押さえるシャオロンの首にナイフを当てる。
案外あっさり落ちたな。
能力を使えばいいものを...。
sya「...クッソ...！無能、のくせに...！」
「能力使えば良かったのに...それでは」
sya「あ！おいまて！！」
その言葉も聞かず走り去る。
早く自室に戻って保存食でも食べよう。
いや、食べ尽くしたっけ。
まぁ、いい。早く戻りたい。
この頬の傷も手当てしないとだし。
急いで走っていても中々前へ進まない。
疲れが相当きている。
これは休憩しなければ。
そう思いコートから離れた木陰で身を隠す様に座り込む。
ここは日光も当たらないし、今日は風が吹いていて気持ちが良い。
しばらく休んでいると、「大丈夫？」と声をかけられた。
上を向くと、それは日営国書記長、らっだぁ様だった。
rd「君...えっと、A...さんだよね？」
「...あぁ、はい。まぁ」
rd「シャオさんと決着ついた？」
「...勝てましたよ」
rd「えぇ！おめでとう！」
「いえ、ただの"偶然"ですよ」
rd「偶然？」
「そう...偶然」
そう言っているとぐぅ、とお腹が鳴る。
らっだぁ様はくすりと笑い、俺に手を差し伸べてくる。
rd「ちょっとご飯行かない？」
と。
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シュークリーム(プロフ) - 好き好きす！ふわふわふ！お願いね！続きをね！ (2021年6月30日 18時) (
レス) id: 85fdf7e712 (このIDを非表示/違反報告)
Ravolii@小説屋(プロフ) - シュークリームさん» ありがとうございます！そう言ってくれるとめちゃめちゃ励みになる...！ (2021年6月28日 21時) (レス) id: ca6817d4fc (このIDを非表示/違反報告)
シュークリーム(プロフ) - うわーー！続き楽しみぃー！ (2021年6月28日 21時) (レス) id: 85fdf7e712 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ravolii | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/michirubox9/
作成日時：2021年6月11日 20時
