【d!】ヤンデレを享受しろ。 (ページ3)

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▽ ページ3

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「――それがぁ！ひどいんですよ！
　ドイヒーですよドイヒー！上司のセクハラが……」

rb「まじで！？それは上司がダメやわ。
　 Aちゃんもよお頑張ったな」

酔っているのか、はたまた酔ったふりをしているのか、流れるようにAの頭をポンポンするロボロ。

「やだもう！この色男だいすき！！！」

rb「ふはは、抱かれたい男ランキング1位なもんで」

「ふーん…… そろそろ私も抱かれたいにゃぁ……」

rb「んもうほんまかわええな！ええよ。今からお家おいで？」

「行くぅ！」

rb「もぉ〜しらんよぉ？」

幼少期から連れ添った子猫並にデレデレとひっつくAと満更でもなさそうなロボロ。側から見たらただのバカップルだ。

そんなこんなでロボロの肩を借りながら彼のマンションに辿り着いた二人。
何度もお邪魔してようやっと慣れてきた警備の行き届いた玄関を抜け、彼の部屋の扉を開けるとそこには小綺麗な空間が。

「やーっぱり小綺麗。なんか童貞くさい」

rb「そりゃどーも。まあお前はこれからその童貞くさいやつに抱かれるんやけどな」

「この鬼畜童貞！！」

rb「もう卒業しとるわ。Aちゃんでな」

玄関でギャンギャン吠えていたAだが、ロボロの言葉にお酒で色づいた顔をさらに真っ赤にし、ほっぺを膨らませてロボロに軽い頭突きかました。
そしてそのままぐりぐりと頭を押し付ける。やっぱりロボロは満更でもなさそうだ。

rb「んふふ、いたいわぁ。
　じゃあいつも通り服置いとくから。ゆっくりお風呂入ってき」

「ん……」

Aはロボロに頭を撫でられた後、覚束ない足取りでフラフラと脱衣所の中に入っていった。

rb「よし。今日はどれにしよっかな〜♪」

なんとも楽しそうにタンスの中を物色するロボロ。
彼女が家に来ることは日常茶飯事のため、ロボロの家には女物のパジャマから下着、ランジェリーまで多くのものが取り揃えられている。

今日は可愛らしい淡いぴんく色にしようか、それともセクシーなネオンピンクにしようか。
ロボロは迷った末に、キュートさとセクシーさを兼ね備えた薄いピンク色のスケスケのベビードールを選び、そっと脱衣所に忍び込ませた。