twenty nine… ページ31
ゾムの言葉を聞き、トン氏は音を聞き取れていなかったようで
ゾムにどんな音がしたか訪ねていた。
ゾムは、『飴が落ちたような音がした。』と口にした。
俺たちがいる部屋は、一見コンクリートに見えるが話の内容を
外に漏れないようにするための特別構造になっており
音はあまり響かない。
しかし、ゾムは我々だの中でも一番耳がいい。
人混みの中でも、特定の人物の声を聞き取ることができる。
俺は、再び少女に視線を戻した。
すると、少女が横たわっているソファーの近くに飴が落ちていた。
gr「………ゾム、お前、ト○コのゼ○○かよ…
飴なら、少女の前に落ちているぞ。」
俺の言葉を聞きゾムとトン氏は少女に眼をやった。
ゾムはそのまま、歩きだし少女の前でその足を止め、しゃがみ落ちている飴を拾った。
ゾムは飴を拾いながら、「これ、どこから落ちたんやろ。」と呟いていた。
その言葉を聞いたトン氏は、不思議そうな顔をしていた。
tn「普通に、ポッケからちゃう？」
zm「……いや？この体勢やと、ポッケから落ちへん思うんやけど…」
確かに、少女は仰向けの体制で横たわっている。
あの体制であれば、ポケットに手をいれたりしなければ
ポケットの中身が落ちてくることは、まずありえないだろう。
(しかし、動くような仕草はなかった…いや、俺が眼を離したときに動いたのか？)
俺が、悩んでいるとゾムが一言放った。
zm「この子起きてへん？」
その言葉にトン氏は驚きの表情を見せた。
tn「起きとる………ってほんまに？」
zm「なんか…？だって、動かな飴ちゃん落ちへんし……」
「寝返りうっただけちゃう？」
zm「寝返りの音は聞こえへんかったで？」
トン氏とゾムの会話に加わりこれからどうするか、と話題に出そうと思っていた時だった。
zm「……あ、トントン！グルッペン！やっぱ、起きとったで！」
ゾムが元気そうにニコニコしながら報告してきた。
あけましておめでとうございます！！！→←twenty eight…
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霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - 死霧−シギリ−さん» わー！！ありがとうございます！更新頻度は上がらんと思いますげど、できるだけ頑張っていきますんでよろしくおねがします！！ (2020年1月1日 0時) (
レス) id: 85c022b76a (このIDを非表示/違反報告)
死霧−シギリ−(プロフ) - あけましておめでとうございます！！これからも応援していきたいと思いますので、2020年も是非頑張って下さい！！ (2020年1月1日 0時) (レス) id: 8e388fd82e (このIDを非表示/違反報告)
霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - YUKARI♪さん» イベントの方ですね！読んでいただきありがとうございます！そうですね、使ってみました！普段本屋に売っているような物とはちょっと違いますがYUKARI♪さんが言ってくれたようなことが表現できればと思っております！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - ワープロ編集？使ったんですか？主人公の感情が文字で表現されていて凄いです！！！ (2019年11月16日 0時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)
霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます！はい！頑張ってみます！wありがとうございます( T∀T) (2019年10月7日 21時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
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