twenty five… ページ27
【久々のA視点】
目を覚ますと、皆が私の顔を覗き込んでいた。
(！？)
ru「起きた……！」
rd「A、大丈夫？」
他の皆も心配そうな目をして、寝ている私の周りに座っている。
私は、「大丈夫だよ。」と声をかけると体を起こした。
私は、少しの間の記憶がない。
朝、皆と話したまでは覚えている。
そこからの記憶がない。
『ねぇ、私また倒れちゃった……？』
私が無事だったことに安堵した皆だったが
私の発言を聞いて、また空気が重くなってしまった。
誰も言葉を発することが出来ずにいると
お義父さんが口を開いた。
rd「……A、よく聞いて。Aはどうやら、“同業者”に出会ったしまったらしい。
今日の朝、Aが学校に行こうとしたらその人たちに出会ってしまった。
なにか、心当たりはない？」
(心当たり…多分、昨日の事だ。)
自分の心の中で確信を持ちながらも
それを口に出すことはできない。
口に出すことは、簡単だが問題はその後なのだ。
言いだそうにも(これ以上、皆に頑張ってほしくない…)そんな思いが
私の言葉を塞き止める。
その私の言葉を皆は静かに待っている。
時計の音が部屋に響きながら、ただ時間がゆっくり過ぎてゆく。
rd「…ごめんね。具合悪いのに。」
静まり返った部屋にお義父さんの声が響いた。
お義父さんは、申し訳なさそうに少し微笑みながら
私にそう言った。
『…お義父さんっ』
rd「どうしたの。」
自分の中で色々な感情が混ざり合い
私は、涙を流してしまった。
『ごめん、なさいっ…』
皆は、急に泣き始めた私にあわてていたが
それでも、私のゆっくりと出る言葉たちを聞き漏らさずに聞いてくれた。
『昨日、猫を追って行ったらっ…嫌な臭いがしてっ、倒れちゃって、
気づいたらっ……マフィアの、基地みたいなところにいてっ…』
泣きながら、でも皆に伝わるように。
私は、泣いたことで自分の中で混ざっていた感情が表に出てしまった。
『しんぱいっ、かけたくなかったっ…でも、これ以上、忙しくなちゃうっ、
ておもったら、言い出せなくてっ…』
そんな、泣いている私に皆は
「がんばったんだね。」「ごめんね。」「我慢させてごめんな。」
と口々に言いながら、私を抱きしめてくれた。
私は、皆に抱きしめられながら
「怖かった」「ごめんなさい」と
呂律が回らない口で言った。
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俺、ブログはじめました。
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霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - 死霧−シギリ−さん» わー！！ありがとうございます！更新頻度は上がらんと思いますげど、できるだけ頑張っていきますんでよろしくおねがします！！ (2020年1月1日 0時) (
レス) id: 85c022b76a (このIDを非表示/違反報告)
死霧−シギリ−(プロフ) - あけましておめでとうございます！！これからも応援していきたいと思いますので、2020年も是非頑張って下さい！！ (2020年1月1日 0時) (レス) id: 8e388fd82e (このIDを非表示/違反報告)
霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - YUKARI♪さん» イベントの方ですね！読んでいただきありがとうございます！そうですね、使ってみました！普段本屋に売っているような物とはちょっと違いますがYUKARI♪さんが言ってくれたようなことが表現できればと思っております！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - ワープロ編集？使ったんですか？主人公の感情が文字で表現されていて凄いです！！！ (2019年11月16日 0時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)
霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます！はい！頑張ってみます！wありがとうございます( T∀T) (2019年10月7日 21時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
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