fifteen… ページ16
ut「……バタバタしてしまって、ごめんな。ちゃんと家に帰すから、安心してな？」
私は急に掛けられた言葉にビクつき、少し後ずさり
車の窓に頭をぶつけた。
『…ッ……痛っ…』
ut「！？…大丈夫……？」
目が見えない状況で、不意に訪れた痛みに私は言葉を漏らした。
私の言葉を聞いた鬱先生は、私を心配して言葉を掛けてくれる。
しかし、この状況が見えていなかったのか私の言葉だけに
反応したゾムが驚きながら、鬱先生に話しかけた。
zm「あ…？大先生…！手ぇ上げたんか！？」
ut「え……？ちゃうちゃうちゃう！！」
zm「お前、ほんまやろうな…」
ut「マジマジ！ほんまですって！ゾムさん信じてくださいよ！」
ゾムにあらぬ疑いを掛けられた鬱先生は、焦った声音で
ゾムに訴えかけた。ゾムはそれに対して、少し圧をかけるような声音だった。
zm「お前、信じてくれって…この前俺がこの車で煙草吸わんといてや？
って言うた時もそないな事言うとったよな……？」
ut「え“っ……あの〜それは〜……」
zm「なのに、この車の中煙草の臭いするんやけど…なんでやろうな…？」
ut「あ……ほんまにすいませんでした。」
鬱先生は、ゾムに図星を突かれたのか素直に謝った。
どうやら、この車はゾムのものらしい。
“煙草吸わんといて”って言っているから、ゾムは煙草が苦手なのだろう。
私も煙草は好まない。
ここで私は、少しずつ落ち着いてきたのか
頭の中を整理することができるようになってきた。
(えっと、今、グルッペンの命令でゾムと鬱先生に家に送ってもらってて…
でも私、家の住所言ってない………)
車は走り出しているとゆうのに大事なことを忘れていた。
しかし、目をふさがれているので現在、どこを走っているかは把握できない。
もしかしたら、家に帰すのは嘘ではないか…
そんなことを考えると、また頭が痛くなってしまう。
少し、落ち着きたいが私は目も見えず、手も拘束されている。
バックからヘッドホンを出したり、ポッケから“飴”を出すことも叶わない。
鬱先生やゾムに頼めばいいのだろうけど、自分から話しかけるのは勇気がいる。
あの人のような恐怖はないが、あまり話しかけたくはない。
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霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - 死霧−シギリ−さん» わー！！ありがとうございます！更新頻度は上がらんと思いますげど、できるだけ頑張っていきますんでよろしくおねがします！！ (2020年1月1日 0時) (
レス) id: 85c022b76a (このIDを非表示/違反報告)
死霧−シギリ−(プロフ) - あけましておめでとうございます！！これからも応援していきたいと思いますので、2020年も是非頑張って下さい！！ (2020年1月1日 0時) (レス) id: 8e388fd82e (このIDを非表示/違反報告)
霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - YUKARI♪さん» イベントの方ですね！読んでいただきありがとうございます！そうですね、使ってみました！普段本屋に売っているような物とはちょっと違いますがYUKARI♪さんが言ってくれたようなことが表現できればと思っております！ (2019年11月16日 20時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
YUKARI♪ - ワープロ編集？使ったんですか？主人公の感情が文字で表現されていて凄いです！！！ (2019年11月16日 0時) (レス) id: ac04f3e538 (このIDを非表示/違反報告)
霧氷-ｷﾋｮｳ-(プロフ) - 葵さん» コメントありがとうございます！はい！頑張ってみます！wありがとうございます( T∀T) (2019年10月7日 21時) (レス) id: 7c0fa36322 (このIDを非表示/違反報告)
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