9話※ ページ9
※肌色注意
夜
某ホテル
os「私服、ほんまにそれしかないんやね」
os「今度かってあげるめぅ」
「いらん。対価をもってない」
os「そんなこと言わんといて」
「いや、無理。さっさと始めるよ」
os「…むぅ」
シンプルなAは、服をさっさと
脱ぎ始めた。ムードの欠けらも無い。
ま、俺がそれを好きなのを知ってるからやろうけど
昼間は、反抗的な生徒
夜になれば、
「…始めないの?」
os「いーや?相変わらず顔はええよな」
秘密の関係ってやつ
Aを抱き締めれば、肋の凹凸が
直に伝わってくる。お世辞にも綺麗とは
言えへん肌。肉付きがよくない胸
…はっきり言って顔以外は良くあらへん
それでも好きやから、抱くんやけど
os「ん、…今日焦らされたぶん」
os「沢山抱くわ」
「時間は守って」
os「どうやろうなぁ」
───
深夜
「…けほッ…」
オスマンから貰ったおにぎりを
頬張ったら喉に詰まった。もう死ぬかもな
…いや、今は死ねない。あの子を助けなきゃ
「…ちるを助けなきゃ」
《俺にとっての唯一の家族》
あいつを助けるために、ちゃんと
金稼がないと
「…ただいま」
築年数なんて知らんボロアパート。
前まではちるも住んでくれたけど、
もう無理な体になってもうた
誰もおらん、埃まみれで汚い家
…
「…大丈夫、俺ならまだやれる」
「今日だってオスマンや××さん、優しくしてくれたし」
「…まだ、いける」
風呂に入るのもだるくて、玄関に流れ込む
疲れきった体は、溶けるように眠りに
落ちていった
───
翌朝
「……」
土曜日というワードを見て
喜べなくなったのはいつからだろうか
重たい腰をあげて、簡単に風呂を済ませた。
綺麗な水やシャンプーを使ったら
きっともっと客をとれるんだろうが、
金がもったいない
「…」
俺ならまだやれる。
鏡越しに自分を睨みつけたあと
午前のお客さんの所に向かうことにした。
朝飯?そんなんないよ
冷蔵庫すら家にないのに
───
駅前
sn「…A」
遅い。いつもなら15分前にはおるのに
痩せた体に何かあったのでは、と
渦のように不安が募る
A、早く来てよ
俺のA…
───
ちる
Aの唯一の家族
病院で治療中
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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます! (3月26日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです、、無理しないようにしてください! (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます!これからも応援してます! (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません!今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか「(自称)=俺」の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2024年3月25日 14時