42話 ページ42
tn「え、」
言葉の意味が分からなかった。
グルッペンに何故かを何度も聞くが
聞くな。と言われるばかり
問題があるのは見て取れる
寧ろ、聞いてそばにいてやることこそが
gr『聞くことだけが、助け方じゃない』
gr『お前には、できる助け方が限られている』
gr『こわせない壁を作りたくないなら、材料を渡すな』
tn「…お前は、しってんの？」
gr『さぁな』
gr『じゃ、暫く連絡は取り合おう』
tn「切りやがったし…」
Aについて友人が知っていた
俺よりも深いナニカを
悔しさと、世界の狭さを痛感しながら
布団にこもる。Aについて
考えれば考えるほど眠気がどっかいって
今日は寝れへんかった
───
土曜日
駅前
sn「A、行こっか」
「…うす」
「今日は、ホテルちゃうんすか」
sn「おん」
sn「せっかくなら、恋人っぽいことしたいなって」
「…恋人じゃないんだけど」
sn「はい2000円」
「時間までですからね」
「…」
なにがしたいんだろ、この人
sn「…」
───
服屋
「…外で待っとく」
sn「君のだよ」
「は？いやsn「はい2000円」
「…抱くのに、服はいらんだろ」
sn「いいから。」
？「試着室にいる人、めっちゃ美人だよね…」
？「ね、…あの人は彼氏さんかな」
？「年の差だね〜いいな〜」
sn「ふん」
インフルエンサーの服装を着こなし
美形と相まってモデルと言っても
過言では無い。
俺の満足感とは裏腹にAは
すこぶる不機嫌そうだ。ボロい私服を
抱きながら試着室のカーテンを閉めたがる
sn「似合ってるよ？」
「…似合わん」
sn「なら、も1個着よっか！」
sn「はい1000円」
「は、ぁ？」
sn「ふんふーーん」
「…」
結局この人は、俺の服なんかを
買った。時間も金も無駄になったのに
何故上機嫌でいられるのか
sn「次は、美容院いくで」
sn「その後は、飯食って…」
「…恋人は、んなことしない」
sn「…」
Aに、服を着せても飯を
チラつかせても効果はない
嫌そうに、迷惑そうに俺を睨む
腹はなってるのに、何故我慢するん
sn「恋人いたことあんの？」
「…レンタル」
sn「…」
レンタルで恋人役をした方か
…その頃は服とか気にしてたんかな
sn「…恋人がみすぼらしいと、隣で歩くのが嫌やねん」
sn「やから付き合って」
「…こんなのより、マシなのいる」
sn「君がええ」
君のことが、好きだから
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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます！ (3月26日 23時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです､､無理しないようにしてください！ (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます！これからも応援してます！ (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません！今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか｢（自称）＝俺｣の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月25日 14時
