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33話 ページ33

休み時間


rbr「あ!A、…え、」

1日ぶりのA
くっそ綺麗な髪の毛や綺麗になった制服
そこから余計に光る美形な顔つき

あかん、今日めっちゃビジュええ…

zm「体調不良やないんか」

「そんなところ」
「要件は」

zm「話にきただけ」
rbr「俺は、……俺も」

「…不良に話すことなんてある?」

シャオロン達同様、俺とつるんで
いいことなんて無い。大勢に見られない内に
帰った方がいい


zm「不良は話す相手もおらんからなぁ…」
zm「A、強いから気に入ってんねん」
「あぁ、どうも」

rbr「てかお前ら喧嘩したんほんまなん?」

「…」
zm「せやで。引き分けやけど」

Aはばつ悪そうにそっぽを向いた。
喧嘩好きちゃうんか?

それでもスイッチが入ってもうた口は
Aが力技を頭脳で止めるとか、
こいつは意外に頭がいいとか
ティッシュくれた、とか
話し出したら

流石にキレられた

「ゾム、いいから。そういうの」
rbr「…」

A…照れとる?…
え、むっちゃ可愛い…
ウチの高校の不良ってこんな感じなん?

最初は怖いと思ってたけどいざ知れば
ただの優しい美人とわかってしまった。

他のクラスメートはそれを知らずに
Aに怯えとる

俺だけしかしらない、という優越感に
浸りながらAを見つめた。

「…なに」

rbr「んふ、…なんでも」
zm「あ、お昼さ。一生食わん?」
「…パス」

zm「えー、残念」
zm「なら今度な」

「あー、うん」

今度が来るといいけど


───
お昼休み


ut「Aーー」
ut「飯食お!」

「…やめとく、3人で楽しんで」

味をしめた鬱が俺の腕に
絡みついて引っ張ってくる。
タコのような吸着力に離すのも1悶着

kn「ええやん、パン奢るで」
「いらん」

sha「A、かーちゃんがオカズ多めに入れてくれたねん!」
「あんたが食べて」

ut「A、また新作買ってやったで」
「…」

「お前ら、親の金だろそれ」
「親御さんはお前らに食べて欲しくて渡したんやからお前らが食え」

「それじゃ、」



ut「いってもうた」
kn「…」
sha「いや、俺かーちゃんに言うたらくっそ喜んで食ってくれたんやけど!」

kn「…」

当たり前だがAの家庭環境は
すこぶる悪いんやろうな

そして、これは俺の勘やけど

Aは親が嫌いだ。


…ま、金を渡さん親なんぞ
価値は無いからな
あの調子やと飯も食わんのやろうなぁ

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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます! (3月26日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです、、無理しないようにしてください! (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます!これからも応援してます! (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません!今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか「(自称)=俺」の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年3月25日 14時

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