27話※ ページ27
某ホテル
ut「良く考えれば、制服で入ってもうたな」
「…」
そんな事考えたこともなかったな
ut「…」
Aの肩に触れた。細くて冷たくて
力の加減が分からへん。
「…制服にしわつく」
「脱いでからしよ」
「はい、バスローブ」
ut「…」
手慣れてるなぁこいつ、腹立つなぁ…
Aとの行為は、初めてなのに
今までのどんな奴よりも、気持ちのよく
幸せなものやった。
俺の下でなくこいつにまた情緒が揺さぶられ
血の巡りが早くなり繰り返し
終わる頃には日が暮れてて、Aは
いそいそと制服に身を包んでた頃だった
ut「…まって、まだ抱きしめて…」
「俺、次の人のところに行かなきゃ」
ut「…金払うから、また抱いてええ？」
「…空いてる日になら」
ut「ん、…キス」
「…」
ut「ん、…」
「それじゃ、ホテル代出せなくてすまんな」
「パン、美味しかったよ」
バタン
ut「…あかん、…これ、…ほんま俺惚れてもうたわ…」
もうほかの女じゃ満足で引きん。
あいつがいい、…あいつがいい…
ut「…」
俺もそろそろ帰らんとヤバイよな
綺麗にハンガーに掛けられた制服を
着直して、帰路に着く
すごく、夜の空が暗くて
明るいカップルが疎ましく思えた
───
「…」
まさか同級生とやるとは思わんかった。
ま、金の羽振りいいしいいや
…
あと少しで家に帰れるのに
途端に力が入らない。足が…腕や腹が
ゾムの喧嘩の後遺症だろうか
ズルズルと引きずりながら1歩を
時間かけてすすむ
そんな俺を晒すような車のヘッドライト
奥から聞き覚えのある声がきこえる
…あ、
「ぐるっ、ぺん、さん…」
gr「…なんで傷だらけなんや」
「…不良なんで」
gr「とりあえず、俺の家に「今日は水曜です、土曜やない」
「金は集めます」
「だから、やめてください」
gr「…」
Aは、息を切らしながら扉の前につき
鍵をガチャガチャと回す。
なんで、俺を頼ってくれないんだ
俺によって生かされてるようなもののくせに
ずるい、意味わからない
「それじゃ、」
「…」
「…」
力が入らない。なんでだろ…
少し、しんどいかも、
gr「…A」
俺の将来の嫁は玄関で倒れていた。
深い寝息が聞こえてくる。
こいつを姫抱きしめて、用意していた
車に乗せた。
明日の学校は休ませよう
gr「…」
《そもそも、借金はお前のちゃうやろ》
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あちき(プロフ) - 人間さん» ありがとうございます！ (3月26日 23時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
人間 - この作品好きです､､無理しないようにしてください！ (3月26日 23時) (レス) @page34 id: 89c49f19f9 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - あちきさん» わざわざありがとうございます！これからも応援してます！ (3月26日 12時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ミルクさん» すみません！今治しました💦 (3月25日 18時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - (自称)の部分((自称))にするか｢（自称）＝俺｣の部分の自称の()を消して自称のみにしないと反映されないと思います、分かりにくくてすみません。 (3月25日 16時) (レス) id: 26a495336e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月25日 14時
